» 2013/08/27/
建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム
家相四方山雑記
家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。
文/武知司竜
其の八 方位の吉凶、東の方位編・・・の巻
前回、昔から家相上伝わる庭木の方位毎の吉凶と、それらが現代の考え方や暮らしに即したものか? ずれた迷妄の説か? 等のお話をさせていただきましたが、今回から、方位毎の詳しい解説をしていきたいと思います。まずは東の方位編です。東の象意(暗示・意味する物事)は四季で言えば春、物事の始まり、成長、発展、新たな動きと言った意味のある方位で、若さや生命力を暗示します。そういったところから、成長期を過ぎた古木や大樹よりも若く、常緑で春に新芽を多く芽吹く植物を植える事がふさわしいと考えられます。昔ながらの吉凶の言い伝えにある様な、春のイメージの強い桜も良いのですが、ソメイヨシノのように案外大きくなるし、白っぽい花を咲かせる物は避けたほうが無難です。柳は枝葉が風に流れる様に揺れるところから、東の四神である青竜が宿る水の流れをイメージする為、吉とされていますが、黄色や白っぽい花を付ける種が多くお勧めできません。梅は若い木の間は良いのですが、古木となると凶作用に働きます。この様に、昔ながらの家相の考え方が、善しとしている事でも、すべて良いとは言い切れないのが本当のところだと思われます。東に植える植物は、高木、大樹は凶、白や黄の花実をつけず、と言った事が注意点となります。基本はやはり、最初にも書いたその方位の象意にそぐわぬ物は避ける事が無難で、高木や大樹は朝一番の陽の気に満ちた朝日を遮ってしまうでしょうし、花実の色については、五行(木・火・土・金・水)から見る相性の意味合いから言われるものとなります。東でお勧めは、赤やピンク、紫の花や実を付ける陽木で、常緑樹で大きく成長しないものがお勧めと言う事になります。ヤマモモや椿(赤・ピンク)、ネムノキ等を植える事は吉となり、大きく育ち過ぎない様に(一階、軒天を越えない程度)、剪定を細やかにしたり、それが面倒であれば、鉢植え等にしても良いでしょう。東は家運の発展や子供の成長を司る方位となります。庭だけでなく、屋内にも小さな鉢植えや切り花などにして、飾るのもよいでしょう。ただし、造花等の植物の偽物等を飾るのは、お勧めできない方位でもあります。家人の権威や信用を失い、家運衰退の暗示となる恐れがあります。次回は東南、巽の方角を解説したいと思います。(武知司竜)
過去バックナンバーはこちら。
●其の一「家相・地相のルーツの巻」
●其の二「鬼門を知る パートⅠの巻」
●其の三「家相と九星と風水と・・・の巻」
●其の四「鬼門を知るパートⅡの巻」
●其の五「庭の吉凶あれこれ・・の巻」
●其の六「庭の吉凶あれこれパートⅡ・・の巻」
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