» 2013/10/27/
建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム
家相四方山雑記
家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。
文/武知司竜
其の十
方位の吉凶、南の方位編・・の巻
前回に引き続き、庭木にまつわる方位の吉凶。今回は南編と題し、書いてみたいと思います。南の方位の象意(暗示・意味する物事)は、名声、名誉、美、プライド、品格、教育、熱、光、争いと言った意味合いのある方位で、実際の家の間取り等から考えてみても、日当たりや採光の点において、重視する方角と言えるでしょう。家相の考えから見てみると、その家の品格やその家に住む家人の地位や名誉、教養等、更に女性であれば、美しさ、容姿等にも関わるとされています。
昔から、この方角を吉相に保つ事で、“女性に吉事あり”とする方角なのです。それではどの様な庭木が良いかというと、日照を稼ぐ上で重要な方角である為、庭は基本的に光を遮る様な大木や茂みは禁物で、平庭に作ることが無難であり、重要と考えられます。草木を植えるにしても、綺麗で色鮮やかな花をつける植物が好いでしょう。ただし、五行の相性から白い花は避けた方がよさそうです。大木を避け、平庭に造ることが大切だと書きましたが、昔から家相上の言い伝えで、この方角に杉や桐や槙の木を植えることが吉とされております。しかしながら、実際これらの木は、成長した時に、とんでもなく大きな木になります。
なぜ、大木を避け、平庭に作る事が良いとしながらも、こうした言い伝えが残ってしまったのでしょう? これも昔で言う大きな邸宅を持つ人の場合であろうと思われますが、家に娘が生まれたのを機に、これらの木を植え、成長して娘が嫁ぐ頃に、材木や家具にして、花嫁道具や支度金にしようと考えた事からこの様な言い伝えが残ったのだと思われます。
その他にも、家から相当離した場所で、この方角に杉の木を植えると、その家から貴人、有名人が出て栄えると言った言い伝え等もあります。南は五行で言えば“火”の方角であり、火は立ち昇るの意から、高く真っ直ぐに成長する杉の木を縁起物とした考えから言われた物であると思われます。しかしながら、現代の住宅事情を考えると、杉の大木なんて・・・ちょっと無理があります。それでは逆にこの方角を凶相にしているとどうなるか? 日も遮るような茂みで暗くする訳ですが、光を遮るという意味合いから、目の病気や精神疾患、その他、争いが増えたり、一家が離散すると言った暗示も見られます。やはり、南は明るく保つと言うことが基本になると思います。(武知司竜)
過去バックナンバーはこちら。
●其の一「家相・地相のルーツの巻」
●其の二「鬼門を知る パートⅠの巻」
●其の三「家相と九星と風水と・・・の巻」
●其の四「鬼門を知るパートⅡの巻」
●其の五「庭の吉凶あれこれ・・の巻」
●其の六「庭の吉凶あれこれパートⅡ・・の巻」
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