» 2014/04/26/
建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム
家相四方山雑記
家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。
文/武知司竜
其の十六
お勧めしたい、家族の部屋割り・・・の巻
前回まで八回にわたって、庭木にまつわる方位の吉凶と題し、庭の事について、いろいろ書いてきましたが、今回は家の中。特に家族の部屋割りについて書いてみようと思います。題名が何処かの携帯電話会社の「家族の学割」みたいになってますが、スルーして下さい。
最近では、三世代が住まう様な大きな家族構成のお宅も減ってきたかもしれませんが、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そんで、僕に私、ひょっとしたら、おじさんやおばさんも一緒だったり・・・家族にそれぞれ役割と言いましょうか・・・、ポジションと言いましょうか・・・。大黒柱のお父さん。専業主婦のお母さん。学生のお兄ちゃん。お年頃のOLのお姉ちゃん。みたいな感じのポジション。それぞれの家族がそれぞれの人生(ポジション)の中で上手く事を運ぶ為に役に立つかもしれない家族の部屋割りをお話したいと思います。
家の中にも八方位があり、土地とは別に、家の図面から中心を出し、そこから八方に広がる各方位に、どういった部屋を設けるか? という事が家族の面々にとっての成長や発展に作用する事があります。少し長くなるかもしれませんが、一般的な家族構成を例に家族一人一人の部屋割りをしていきます。
まず、大黒柱で家長であるお父さん。最もお勧めしたい方角の部屋は西北です。この西北(乾)の方角は、男性のプライドや威厳、リーダーシップ、責任感、といった意味合いがあり、人象としても、家長、父親と言った人物が当てはまります。お父さんの部屋をこの方位に設けると、責任感も強くなり、家族を守ろうとする意識も強くなります。仕事運も良好を得やすく、大黒柱としては打って付けの部屋割りとなります。年齢を重ねても、子供や孫の為に何かを与え、残そうという意識がでてきます。 少々、威厳が強くなり、面倒なお父さんになってしまう方もいらっしゃるとは思われますが、優しいけど頼りない・・・なんてお父さんも、少しはしっかり頼れる父親に変貌するかもしれません。
西北に部屋を設けられないお宅であれば、第二候補は東と北東の部屋。北東は鬼門ですが、家の正当な後継者を意味する方角でもあり、常にキチンと整理整頓が出来るお父さんであれば問題なくよい方角と言えます。ちなみにNG部屋は西の部屋です。趣味や遊びに傾倒しやすく、悪くすれば外に女性問題を抱えます。西に大きく窓が開いている場合は金銭面でルーズにもなります。(武知司竜)
過去バックナンバーはこちら。
●其の一「家相・地相のルーツの巻」
●其の二「鬼門を知る パートⅠの巻」
●其の三「家相と九星と風水と・・・の巻」
●其の四「鬼門を知るパートⅡの巻」
●其の五「庭の吉凶あれこれ・・の巻」
●其の六「庭の吉凶あれこれパートⅡ・・の巻」