» 2013/10/26/
Geen・あわわfree2013年11月号で掲載した「マネーコラム」をWEBアップします。
マイホーム購入指南書などではよく「頭金は2割用意しましょう」と書かれています。諸費用が購入金額の1割程度かかるので、頭金2割+諸費用1割は現金で用意しましょうというアドバイスが多いわけです。では、なぜ頭金を2割用意しましょうと言われるのか、あなたはご存知ですか?
理由は2つです。1つめは、以前は頭金を2割準備していないと住宅ローンを借りられなかったからです。その名残で「頭金は2割」というのが今も残っているのだと思います。2つ目は、返済できなくなった時に売りやすくするためです。家を売った金額よりも住宅ローンの残高が多ければ原則は家を売ることができません。これを避けるために、頭金2割準備しておくことが重要だと言われています。では、そもそもなぜ頭金を貯めるのでしょうか?
頭金を貯める目的は、希望の物件を手に入れても住宅ローン返済額を払っていける金額に抑えるためです。仮に、希望している物件が3000万円だったとしましょう。諸費用合わせて3300万円です。頭金が用意できない場合、3300万円借りることになります。その場合の毎月の返済額は約12万2000円になります(金利2%、30年返済)。毎月返済に問題ない金額が9万円だった場合は、870万円の頭金を用意して借入額を2430万円にすれば、毎月の返済は9万円に収まります。では、毎月12万2000円の返済が問題なかったとしたらどうでしょうか? 特に頭金を貯める必要はありません。
「マイホーム購入には頭金2割が必要だ!」と盲目的にお金を貯め始めるのではなく、まず現状でマイホーム購入にいくらまでお金を出せるのかという「予算」を計算します。その予算で希望する物件を手に入れられるかどうかを考えます。もちろん、頭金が多いに越したことはありません。しかし、希望する物件を手に入れて、返済も問題ないのであれば、頭金を貯める必要はありません。
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