【第10回マネーコラム】住宅ローンは大きく分けると２つしかありません

住宅ローンの金利タイプは「変動金利」「固定金利期間選択型」
「全期間固定金利型」「預金連動型」の４種類で、
さらにこれを金利が変動する変動金利の住宅ローンと金利が変動しない
固定金利の住宅ローンの2つに分類することができます。
まず「変動金利」は文字通り金利が変動する住宅ローンですね。
なので、これは変動金利に分類できます。「全期間固定金利型」も
文字通り全期間固定なので変動金利ではありません。
では、残る固定金利期間選択型と預金連動型はどうでしょうか？
実はこれ、どっちも変動金利に分類できるんです。
「固定金利期間選択型」とは、3年、5年、10年間だけ金利を固定し、
後は変動金利になる住宅ローンです。
「預金連動型」はちょっと特殊ですが、変動金利です。変動金利か固定金利かを悩んで、
あなたが固定金利にしようという結論を出したとします。
この時に、固定金利期間選択型を選んではいけないということです。
なぜなら、これは変動金利型の住宅ローンだからです。
固定がいいという結論を出したなら、選択肢は全期間固定金利型しかありません。
あなたは固定がいいと思っているのに、固定金利期間選択型を提案されていませんか？
注意しましょう。

次号予告
「結局金利は変動？固定？どっちがいいの？」

●第6回「あなたのマイホーム購入予算を最大化するために」