» 2014/06/26/
Geen・あわわfree2014年7月号で掲載した「マネーコラム」をWEBアップします。

10年固定金利の住宅ローンを選んではいけない理由
銀行やハウスメーカーなどから10年固定金利の住宅ローンを勧められる事があると思います。
変動金利はなんとなく怖いし、3年固定は最初の金利は低いけど3年経ったら金利も上がるし、
フラット35などの全期間固定などはちょっと金利が高かったり手数料がたくさんかかるなどの理由で間を取って
10年固定の住宅ローンを選ばれる人が多いです。
しかし、10年固定住宅ローンを選ぶメリットはありません。
なぜなら、10年固定も10年後は変動金利になるからです。
であれば、はじめから金利が低い変動金利を選んだほうが有利です。
下の表は最初0.6%の変動金利と1.2%の10年固定を比較した表です。
変動金利の金利が10年間上がり続けて10年後に1.8%になったとしても変動金利のほうが有利だということがわかります。
さらに、10年固定住宅ローンは10年後また10年固定を選ぶと金利優遇が減るのでさらに金利が高くなります。
◯年固定の住宅ローンは特殊な事情を除き選んではいけない住宅ローンです。
住宅ローンを選ぶなら変動金利かフラット35のような金利が終わるまで決まっている住宅ローンかの2択で選びましょう。
次回予告
「自分の収入では欲しい家が買えないとわかった時にすべきこととは?」