» 2013/07/02/
住宅ローンなどに少しでもお役に立てれば幸いです。

建てようネット[徳島]マネー講座
賢い住宅ローンの借り方と役立つ財テク方法こだわりの家づくりに予算をかけられるよう、
無駄なお金の使い方をしない方法をマネーのプロに伝授してもらいます。
第2回 予算は月々の返済額ではなく、総支出で計算する
住宅ローンの借入額を決定するときは、月々いくら支払えるかで考えがちですが、
借入額は家の購入に回せるお金が全部でいくらかで決定すべき。
なぜなら、月々の返済額では適切な予算の計算ができないからです。
例えば、「今の家賃が6万円だから8万円なら支払える」と考え、借入額を決定したとしましょう。
8万円を支払いながら教育費や車の買替え、
固定資産税、生活費などを支払って老後にいくらのお金が残りますか?
年金の不安がある中で、老後にある程度の貯蓄を残しておくことは非常に重要ですよね。
つまり、家の購入に回せるお金は老後に
十分なお金を残すことができる範囲にしておく必要があります。
仮に、老後に残したい金額から逆算した家の購入に回せる予算が3,000万円だったとします。
ここで「予算3,000万円から諸費用を300万円引いたら2,700万円だな。
じゃあ、住宅ローンの借入額は2,700万円までなら大丈夫か」と考えてはいけません。
重要なのが住宅ローン利息です。住宅ローンの借入額を2,700万円にしてしまうと、
利息を含めた総返済額は約3,600万円になります(金利2%、30年返済の場合、以下同条件)。
これでは住宅に回せる全体の予算が3,000万円なのに、
住宅ローンだけで3,600万円支払うことになってしまうので完全な予算オーバーです。
そうなると、住宅ローン返済に困ったり、将来へ貯蓄が十分にできないという事態を招いてしまいます。
全体の予算から住宅ローンの借入額を決定するときは、
住宅ローン利息も含めて考える必要があります。
今回の例では、住宅ローン利息を含めて2,700万円という計算になるので、
住宅ローンの借入額は2,000万円程度に抑える必要があります。
後は準備できる頭金の金額で最終的な住宅ローンの借入額を計算します。
予算3,000万、諸費用300万、頭金200万の場合、
住宅ローンの借入額が1,875万円までなら予算内に収まります。
このように、人生全体から家の購入に回せる予算を計算すれば、
住宅ローン返済に困ったり、老後に十分な貯蓄ができず
子供に迷惑をかけることを防ぐことができます。
(CFP・1級ファイナンシャルプランニング技能士・中川優也)
協力/MASTFP http://fp-tokushima.com
次回予告
「将来こどもに迷惑をかけないための、マイホーム購入予算計算方法」





































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