» 2014/06/27/
建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム
家相四方山雑記
家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。
文/武知司竜
其の十八
お勧めしたい、家族の部屋割りパート3・・・の巻
前回に引き続き、家族の部屋割りのパート3です。家の要である、お父さん、お母さんの部屋について書いてきましたが、
今回は、子供たちの部屋について書きたいと思います。
年齢や性別、成長過程、現在の状態、その家にとって、子供たちがどういうポジションで在るべきか?
そしてそれを他の家族がどう望んでいて、また、本人がどうありたいと願っているのか?
長男、長女、次男次女、末っ子。両親や家族からの期待があったり、自分らしさを求めて葛藤があったり。
家の中で自分だけの時間を過ごせるのも自分の部屋なのですから、
その部屋の気というのは、幾分か影響してくるものです。
幼い内は特に自室を与える必要は無いと思いますが、ある程度成長してくると、
自ら自室を欲しいと思う様になるのも自然だと思います。
今回は、そう言った自分の部屋を求める様になったくらいの年齢から、
自立して家を離れて行くまでの子供に与えるべき部屋割りを考えてみたいと思います。
まず、跡取りとなるべき事を願う子、普通であれば長男でしょうか?
この子に与えるべきは、東の部屋となります。東の象意には長男の意があり、
健全な成長を司る方位でもあります。ずっと家に残って、家督を継いで欲しいと願うのであれば、東の部屋が良いでしょう。
また、跡取りとしてこだわらないのであれば、東南も子供に与えるには良い部屋となります。
この東南の部屋は家を出て一人前になる意を持ちますので、社交性や独立心等、家の外に様々な縁を持つ事になります。
家を出て、早く一人前になって欲しいと願う場合は東南の部屋がお勧めです。
こう言った部屋の気の作用を用いる事で、
例えば、年頃になりつつある娘さんになかなか縁談が持ち上がらないで心配している親御さんも居られると思いますが、
そういった娘さんの部屋を東南に換えることを試してみるのも良いかもしれません。
また、最近はニートなんて言われて、家に閉じこもってしまう子も多いと思いますが、
こう言った状況を招いてしまう恐れが出てきたと察知した時にも、
慢性化してしまわぬ内に打開するのにも、良い部屋割りと言えそうです。
慢性化したり、気を病んでしまってからのこの方角の部屋換えは、
状況を悪化させる恐れもありますので、その点注意は必要です。
次回もこの続きとして、子供部屋について実例などを挙げながら考えてみたいと思います。(武知司竜)
過去バックナンバーはこちら。
●其の一「家相・地相のルーツの巻」
●其の二「鬼門を知る パートⅠの巻」
●其の三「家相と九星と風水と・・・の巻」
●其の四「鬼門を知るパートⅡの巻」
●其の五「庭の吉凶あれこれ・・の巻」
●其の六「庭の吉凶あれこれパートⅡ・・の巻」
● 其の17「お勧めしたい、家族の部屋割りパート2・・・の巻」