» 2014/10/26/
建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム
家相四方山雑記
家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。
文/武知司竜
前回、窓の吉凶と題し、東の窓から南西の窓まで書いてきましたが、今回は後編と言う事で西の窓の吉凶から・・・。
私の経験上から言っても、この西の窓と言うのは、くせ者で、この西の窓がある部屋を何に使うかによって、吉凶の作用が大きく変化する窓であります。
基本的に家族の誰か特定の部屋に西の窓があるのは、多くの場合、悪い作用が出やすくなります。作用としては、金銭面で浪費が嵩んだり、遊びや娯楽に傾倒しやすい等の影響が見られ、例えば、主人の部屋であれば、家庭の経済に影響するくらい、自分の娯楽に走ったり、酷い場合は、外に女性問題を抱える等の恐れも出てきます。妻の場合もほぼ同じで、贅沢品を求めたり、家庭の事そっちのけで、遊ぶなどの恐れもあります。子供にいたっては、引きこもる場合もあります。基本的に西の窓は大きく設ける事は避け、窓がある場合は、カーテン等で常々塞いで置く事が無難です。
しかしながら家族が集まるようなリビングや食堂の西の窓は、悪いものとばかりは言えません。会話の弾む、楽しい居場所になる事がよくあります。
次に西北の窓ですが、対角の東南の窓から夏場、風がよく抜ける様な間取りであれば、良い役割をはたしますが、逆に冬場は日本は北西の風が吹きやすくなるため、大きな窓は良いとは言えません。夏場は開放し、冬場はしっかりと塞ぐ工夫が出来る様な窓にするのが良いでしょう。
次に北の窓ですが、こちらの窓も西北の窓同様、冬場に冷気が入り込む為、大きな窓は避けるべきです。採光の役割としても、大きな役割は期待できませんので、北向きの窓は無理に設けなくても良いかもしれません。方角の作用としても、病気や苦労、悩みと言った暗示も持ちますので、窓をどうしても設けたい場合は、慎重に検討すべきです。
窓の吉凶と題し、最後の窓になりますが、北東の窓(鬼門)についてですが、この方角は、良いにせよ、悪いにせよ、様々な気(エネルギー)が、入ってくる方角であります。適度な大きさの窓を設ける事は吉となりますが、防犯面ではしっかりとしておく事が大切です。鍵は勿論の事、格子等も付けられる様な窓が良いかもしれません。この窓の周辺は常にスッキリと整理整頓を心掛け、出来れば中が外から窺えない様にする事も大切です。(武知司竜)
過去バックナンバーはこちら。
●其の一「家相・地相のルーツの巻」
●其の二「鬼門を知る パートⅠの巻」
●其の三「家相と九星と風水と・・・の巻」
●其の四「鬼門を知るパートⅡの巻」
●其の五「庭の吉凶あれこれ・・の巻」
●其の六「庭の吉凶あれこれパートⅡ・・の巻」
● 其の17「お勧めしたい、家族の部屋割りパート2・・・の巻」
● 其の18「お勧めしたい、家族の部屋割りパート3・・・の巻」